シコクママコナ Melampyrum laxum var. laxum


シコクママコナ

分類
ハマウツボ科 ママコナ属
植生環境
山地
開花時期
7-9月 林縁
地域
中部以西
特記
 -
特徴
ミヤマママコナの基準変種。
丈は20-50cm、葉は披針形で先が尖り、基部はくさび型~円形、柄があります。
花はミヤマママコナに似て上唇は赤く、下唇は白く、2つの隆起部分が黄色いところはほぼ同じですが、苞に鋭い歯牙が見られます。歯牙はママコナのように多くはない。
備考
エングラー : ゴマノハグサ科
類似種
ミヤマママコナ : 苞に歯牙はなく全縁。
ママコナ : 苞に鋭い歯牙が全周にあり、軟毛も見られる。
撮影地
2012.9 東京都三頭山

シコクママコナ

全体にミヤマママコナによく似ていますが、苞の形が異なり、少数の歯牙が見られる点が異なる。 (2012.9 東京都三頭山)


シコクママコナ

花はミヤマママコナと同じで喉部に黄色い斑がある。 (2012.9 東京都三頭山)


シコクママコナ

苞は三角状卵形で下半に歯牙が見られるものの、半ば以上は鋸歯状でした、基部は柄状。写真は果期。 (2012.9 東京都三頭山)