2024.9.24 更新
分類 |
ハマウツボ科 シオガマギク属 | 植生環境 |
亜高山 高山 |
開花時期 |
7-8月 | 礫混じりの草地 | |
地域 |
日本海側を除く中部山岳~月山 | 特記 |
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特徴 |
丈は10-35cm、葉は4輪生し、2-5cmの長楕円状披針形で羽状全裂、更に羽状に中~深裂します。 花は葉腋に1つずつ、2-6段付き、花冠は12-20mmのピンク色で筒部はやや白いことが多い。花冠は萼から出たところで曲がらないか、少し下方に折れ曲がる。上唇嘴部は長く、3.5-6.5mm、下唇は等しく3裂します。 丈が20cm程度の矮性のものはヒメヨツバシオガマと呼ばれるが分けない。 |
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異説 |
エゾヨツバシオガマの変種とする見解。(P. chamissonis var. japonica) 嘴の長さ等で区別されるため、本サイト掲載のエゾヨツバシオガマの大部分はヨツバシオガマになる。分布域も東北~中部地方になる。 また、本サイトの分類ではクチバシシオガマは本種に含まれるが、この異説の分類ではエゾヨツバシオガマの変種(P. chamissonis var. longirostrata)になる。エングラーで分類された頃はこちらの考えが主流だった。 |
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備考 |
エングラー : ゴマノハグサ科 | ||
類似種 |
エゾヨツバシオガマ : 萼の出口付近で花冠が折れ曲がる。 | ||
撮影地 |
2009.8 北ア・白馬岳 他 |