フラサバソウ Veronica hederifolia


フラサバソウ

分類
オオバコ科 クワガタソウ属
植生環境
開花時期
2-5月 林縁 畑 道ばた
地域
外来種 (欧州原産)
特記
 -
特徴
強力な繁殖力を持ち、マット状に拡がって最も早い時期に咲き出す花。
茎は下部で分枝を繰り返し、長さ10-20cm、長毛が目立ちます。葉は多くは互生、幅広の円形で長さ7-10mm、長毛があり、縁に大きな鋸歯が1-2対見られます。
花は葉腋に1つずつ付き、5mm、淡青色で紫条が目立ちます。萼にも長毛が密生。果実は球形で先端が凹みます。
備考
エングラー : ゴマノハグサ科
類似種
コゴメイヌノフグリ : 花冠は萼より大きく、径6-7mm、白色。
撮影地
2013.3 千葉市  他

フラサバソウ

日当たりの良い場所では、立春の頃から咲き始めていました。咲き始めの頃は茎も伸びておらず、丈は5cm足らずで、密なマット状に群れていました。 (2014.2 千葉市)


フラサバソウ

下側の裂片が少し小さい。 (2016.2 千葉市)


フラサバソウ

茎に2列、並んだ長毛があり、それより短い毛も見られます。葉裏にも毛が多い。 (2013.3 千葉市)


フラサバソウ

葉は下部では対生、上部は互生、1-2対の鋸歯がありますが、上部ではサジ形になるものも多く見られます。葉の縁の長い毛が目立ちます。 (2013.3 千葉市)