ヒメハギ Polygala japonica


ヒメハギ

分類
ヒメハギ科 ヒメハギ属
植生環境
里 山地
開花時期
4-7月 草地 林内の日当たりの良い所
地域
全国
特記
 -
特徴
丈は10-30cmの常緑の植物。
茎は細くて固く、曲がった毛があり、基部は地を匍います。葉は互生し、花期までは1cm、花後は3cmで卵形~楕円形、先は鈍頭、基部は丸く短柄があります。
花序は茎の途中から柄をのばして総状に付きます。花は1cmほどの蝶形花で花弁の基部は筒状となって基部は合着、先端は2枚は旗弁となり、下側の1枚は舟形で先端の下に房状の付属体が付きます。雄しべ・雌しべは舟形の花弁の中にあり、見えません。萼は5枚でうち2枚は卵形、翼状に大きく開き、淡紫色でよく目立ちます。残り3枚は披針形で緑色、小さい。
備考
エングラー : ヒメハギ科
類似種
 
撮影地
2017.5 栃木県市貝町  他

ヒメハギ

草付き斜面の崩壊面などで見られる事が多い。 (2017.5 栃木県市貝町)


ヒメハギ

花は蝶形花。下側の舟形花弁の先端のすぐ下に房状の付属体が付き、目をひきます。花柄や花序柄・軸には屈毛が多く見られます。 (2017.5 栃木県市貝町)


ヒメハギ

果実は3mmほどの円盤状。 (2015.6 青森県深浦町)


ヒメハギ

葉は先端が尖った卵円形。普通1-2cm。中央の葉脈が目立ち、翼のある短い柄が確認できました。 (2015.6 青森県深浦町)