ヒナノカンザシ Salomonia ciliata


ヒナノカンザシ

分類
ヒメハギ科 ヒナノカンザシ属
植生環境
開花時期
8-9月 湿地
地域
本州以南
特記
 -
特徴
丈は10-15cmほどと小さく、分枝しません。葉は互生し長楕円形で3-8mm。ふつう全縁ですが、上部に少数の刺毛があるものも見られます。
花も長さ2mmでほとんど無柄で穂状に付き、花弁は3個、上2枚の先端は立ちあがって反り返ります。萼は狭披針形で5枚、1mm未満。果実は径2mmで両側にとさか状の刺毛が見られます。
備考
エングラー : ヒメハギ科
類似種
 
撮影地
2016.8 千葉県山武市  他

ヒナノカンザシ

上から蕾-咲き始め-終わり気味-果実。 (2016.8 千葉県山武市)


ヒナノカンザシ

花は茎の一部が台のようになってそこにちょこんと載るように付いています。写真は咲き始めの状態でこの頃は全体がかなり赤い。萼は5枚、花弁は3つで下側は舟形状。上2枚は少し反り返ります。3枚は基部で合着しています。 (2014.8 千葉県山武市)


ヒナノカンザシ

花弁が落ちると、下側の刺毛も見えてケムシのような果実の姿になります。 (2016.8 千葉県山武市)


ヒナノカンザシ

葉は5mmほどと小さく、光沢があり、ややまばらに互生します。 (2016.8 千葉県山武市)