ナガエツルノゲイトウ Alternanthera philoxeroides


ナガエツルノゲイトウ

分類
ヒユ科 ツルマゲイトウ属
植生環境
開花時期
6-10月 水路 田んぼ その周囲
地域
外来種
特記
生態系被害防止外来種リスト掲載種
特徴
水陸両方で繁殖可能な植物。
茎は1メートルほどに伸び、よく分枝し、節から根を出して増えます。葉は対生、楕円形で縁に細かな鋸歯があります。
葉腋から柄を伸ばし、1cm強の20個ほどの花からなる球状の花序を付けます。
特定外来生物に指定されている駆除対象の植物で、旺盛な繁殖により水面を覆い、水害のリスク生じさせたり、水上通行を阻害する等が危惧されています。陸上にも匍い上がり、水辺から離れた駐車場の隅などにもあり、多少湿り気があれば繁殖するようです。
備考
エングラー : ヒユ科
類似種
ツルノゲイトウ : 花序に柄がない。
撮影地
2018.7 千葉県佐倉市  他

ナガエツルノゲイトウ

水上とは思えない状態にまで拡がったもの。茎が長く伸びるため、大雨が降ると流されて取水口などを塞いだり、橋などに絡まって流れをせき止めて氾濫を招いたりする恐れがあると言われます。また陸生もします。 (2018.7 千葉県佐倉市)

ナガエツルノゲイトウ

花は葉腋から柄を伸ばして1cmほどの球状に付き、花弁5、葯は橙色で、意外と清楚な感じ。 (2013.11 千葉県佐倉市)

ナガエツルノゲイトウ

葉は狭長楕円形~倒披針形。はじめ両面に毛が多く見られますが、後に脱落します。 (2020.6 千葉県佐倉市)