とにかく大きいので高木類のない海岸では数百m離れていても簡単に気づきます。まだ少し時期が早く、花序は完全に展開していませんでした。(2020.10 千葉県館山市)
右下にある
ハチジョウススキも2m近くありましたのでスケールはおわかり頂ける
と思います。高台にあるわけではありません。(2020.10 千葉県館山市)
完全に展開するのは
イソギクの咲き出す頃。
(2020.11 千葉県館山市)
遙か上で咲いているので、ふつうに撮影すると背景は空にならざるを得ない。
幸い、雲1つない絶好の秋日和で、青空によく映えました。(2020.10 千葉県館山市)
穂が全て展開するとこのようになるようです。写真は海岸から離れた山際の民家近くで見られたもので、純粋な自生ではないかもしれない。(2020.10 千葉県館山市)
花序は30-70cmと言われますが、まだ展開仕切っていないようで、多くは30cm弱。
(2020.10 千葉県館山市)
海岸近くにあったものは、10月下旬になってようやく小穂が見られた。
小穂は8-12mmで
ヨシと同じくらいの長さ。(2020.10 千葉県館山市)
実測では11-12mm。先端にわずかに複数の短い芒が見られました。
採取して時間経過したため、光沢は失われている。(2020.10 千葉県館山市)
小穂に小花は4つ確認できました。写真の護穎は8mmあるかないか・・・。
護穎基部から背面にかけて長毛が多く見られ、先に短い芒が見られ、小穂から外に少し突き出していました。(2020.10 千葉県館山市)
葉は30-70cm。
(2020.10 千葉県館山市)
葉の付き方は
ヨシなどより稈を深く抱き込むような感じになる。葉の幅も広い。
丈が大きいのに節間は短い。(2020.11 千葉県館山市)
縁はざらつきますが、面は表裏ともなめらか。
(2020.11 千葉県館山市)
葉耳に毛が見られました。
(2020.10 千葉県館山市)
径2-3cmあり、竹のような節があります。
(2020.10 千葉県館山市)
時に下部の節から側枝を出していました。
(2020.10 千葉県館山市)