エノコログサ Setaria viridis var. minor
 (品種) ムラサキエノコロ

2022.9.25 更新

エノコログサ

分類
イネ科 エノコログサ属
植生環境
開花時期
8-11月 草地 道ばた
地域
全国
特記
 -
特徴
俗称・ネコジャラシ。
丈は20-70cm、茎は基部で分枝し直立します。葉は長さ10-20cm。
花序は直立し、長さ3-6cm、小穂は2mm。小穂の基部に長い芒が付きます。
芒が強く紫色を帯びるものは、ムラサキエノコロと呼ぶ。
備考
エングラー : イネ科
類似種
アキノエノコログサ : 花序は長さ5-12cmで先は垂れ、小穂は長さ3mmと大きい。
キンエノコロ : 花序は直立し、小穂は2.5-3mm、芒は金色、葉鞘に毛がない。
撮影地
2020.8 千葉市  他

エノコログサ

花序は長さ3-6cmほど。 (2020.9 千葉市)

エノコログサ

小穂は2mm、基部から長い芒(総苞片)が伸びます。第2苞穎は小穂とほぼ同長で、第2小花の護穎は見えない。 (2020.9 千葉市)

エノコログサ

葉舌は毛状、鞘の縁にも長い毛がある。 (2022.9 千葉県印西市)


(比較)

エノコログサ

上から・・・キンエノコロ アキノエノコログサ 本種 ふつう、本種の小穂が一番小さい。 (2020.9 千葉市)


(品種) ムラサキエノコロ f. misera

ムラサキエノコロ

芒が強く紫色を帯びるもの。小穂も多少紫色を帯びていた。 (2022.9 千葉市)