アカソ Boehmeria silvestrii

2023.11.7 更新

アカソ

分類
イラクサ科 カラムシ属
植生環境
里 山地
開花時期
7-9月 やや湿ったところ
地域
全国
特記
 -
特徴
初秋の林縁などでよく見かける野草。
丈は50-80cm、茎や葉柄は赤く、葉は8-15cmの卵円形で、3脈があり、先は3裂して中央は亀の尾状に長く伸びています。
雄性生殖株の花は上部の葉腋に雌花序が付き、中程の葉腋に雄花序が付きますが、過半数は無性生殖で雄花序を欠く。
備考
エングラー : イラクサ科
類似種
 
撮影地
2014.8 青森県深浦町  他

アカソ

両性株(有性生殖株)。茎の上部に雌花序、中部に雄花序が付く。 TOPの写真は雌性株(無性生殖株)で、雄花序がない。こちらのほうが写真映えするので、私が撮影したものの多くはこちらだった。 (2013.8 長野県白馬村)

アカソ

雌花序。球状になったもの1つ1つも花序。小ウィンドウは雄花序。雄しべは4のようだ。 (2014.8 青森県深浦町 / 2013.8 長野県白馬村)

アカソ

果期。 (2013.8 長野県白馬村)


アカソ

葉は先端が3裂で亀葉状。 (2014.8 青森県深浦町)


(虫こぶ) アカソミトゲフシ

アカソ

タマバエの一種による虫こぶ。径1-2cm。写真左下はさらに数個の花序がくっついた状態で、推定3-4cmある。 (2018.9 長野県東御市)