ナンバンカラムシ Boehmeria nivea var. nivea

2023.9.26 更新

ナンバンカラムシ

分類
イラクサ科 カラムシ属
植生環境
開花時期
7-9月 草地 林縁
地域
外来種 (東南アジア原産)
特記
 -
特徴
カラムシに似ていますが、葉が大きく、円形に近い卵円形で先だけ長く尖っています。葉裏には綿毛が密生します。茎や葉柄には軟毛が密生しています。
花は上部の葉腋に雌花序が付き、中程の葉腋に雄花序が付きます。
栽培されたものが野生化したものだそうです。
備考
エングラー : イラクサ科
類似種
カラムシ : 葉は広卵形で鋸歯は低くて細かく、茎の毛は短く、開出しない。
撮影地
2014.7 千葉市

ナンバンカラムシ

カラムシとよく似ているが、葉が円形に近い卵円形で、茎に軟毛が密にあるのが異なる。近所では多くはカラムシで、本種は意外と少ない。 (2023.9 千葉市)

ナンバンカラムシ

雌花序が上部に付き、よく目立ちます。茎には毛が密生する。 (2014.7 千葉市)

ナンバンカラムシ

雄花序。茎の中央部付近の葉腋に付きます。 (2023.9 千葉市)

ナンバンカラムシ

葉はほとんど円形に近く、先だけ長く尖っています。葉裏は綿毛に覆われて白く、葉脈には開出した毛が見られます。 (2014.7 千葉市)