カラムシ Boehmeria nivea var. concolor
(品種) カラムシ / アオカラムシ 

2023.9.21 更新

(品種) カラムシ f. nipononivea

カラムシ

分類
イラクサ科 カラムシ属
植生環境
里 山地
開花時期
7-9月 草地 林縁
地域
本州以南
特記
 -
特徴
古来はこの植物で繊維をとって布を織ったとされるもの。
丈は1-1.5m、葉は広卵形で先は尾状に長く尖り、柄に短毛が密生します。
花は上部の葉腋に雌花序を、その下に雄花序を付けます。
葉裏に綿毛が密生して白いものをカラムシ、綿毛のないものをアオカラムシと呼ぶ。
備考
エングラー : イラクサ科
類似種
ナンバンカラムシ : 葉は円形に近く、茎や葉柄に開出した軟毛が密にある。
撮影地
2014.9 福島県天栄村  他

カラムシ

雌花序。上部の葉腋に付く。 (2023.9 千葉市)

カラムシ

雄花序。茎の中部の葉腋に付く。 (2022.9 千葉県横芝光町)

カラムシ


(品種) アオカラムシ f. concolor

アオカラムシ

葉裏が白くないもの。学名上はこちらが基準品種。 (2014.8 新潟県加茂市)