イワウメ

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イワウメ科 Diapensiaceae
草丈が5cm程度の矮性低木。ツツジ科の矮性低木に似ており、岩の割れ目などに根を下ろして、岩を覆うように広がります。
葉は革質、狭倒卵形で密に付き、長さ6-15mm。
花はクリーム色で1cmと草丈の割に大きく、筒部は鐘形で先が5裂で平開、1-2cmの柄の先に1つずつ付きます。雄しべ5個は花冠筒部に合着、仮雄しべはありません。萼は離生。
ツガザクラなどより早く咲き、梅雨明け前に終わります。

 

2018.7.23 更新
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イワウメ-全体

岩を覆うように広がっていました。
(2008.7 岩手県早池峰山)

イワウメ-全体2

(2011.7 南ア・北岳)


イワウメ-花

花冠の裂片の先端は鋸歯状にわずかに裂けるものもあるようです。
(2008.7 岩手県早池峰山)

イワウメ-花・葉

花冠裂片の先端が裂けないように見えたもの。
(2009.7 長野県八ヶ岳)

イワウメ-花3

葯は裂開前。柱頭は小さく3裂?
(2014.6 長野県八ヶ岳)

イワウメ-花4

萼は5枚。幅が3個は広く2個は狭いそうですが、気づかなかった。
萼に被っている左端の2枚は小苞。(2014.6 長野県八ヶ岳)

イワウメ-実

若い果実
(2018.7 中ア・木曽駒ヶ岳)

イワウメ-葉

葉はコメバツガザクラによく似ていてパッと見では見分けにくいですが、コメバ・・・は
先細りで本種は中間部より先が太い。(2014.6 長野県八ヶ岳)