トクワカソウ Shortia uniflora var. orbicularis


トクワカソウ

分類
イワウメ科 イワウチワ属
植生環境
山地
開花時期
4-5月 岩場 崖地
地域
新潟~近畿の日本海側
特記
 -
特徴
オオイワウチワの変種。
丈は5-15cm、茎は地を匍い、先端に葉が束生、葉は革質で光沢があり、縦長で広楕円形、基部が円形~くさび形になります。
花は他のイワウチワと変わらず、径2.5-3cm、花冠は鐘形で先端は5裂で平開、先が浅く細かく裂け、雄しべ5本、仮雄しべ5本は短い。
日本海側の低山などでよく見られます。
備考
エングラー : イワウメ科
類似種
コイワウチワ : 葉が広円形で長さ1.8-3.5cm、基部は心形
オオイワウチワ : 葉が広円形で長さ4-8cm、基部は心形
撮影地
2008.5 群馬県みなかみ町  他 

トクワカソウ

新潟以北の日本海側のイワウチワです。豪雪地域で特徴が顕著に感じます。 (2017.5 福島県只見町)


トクワカソウ

花はコイワウチワ、オオイワウチワと同じで径2.5-3cm。花冠5裂、雄しべ5、仮雄しべ5。 (2014.4 新潟県加茂市)


トクワカソウ

葉は広楕円形、基部は円形~くさび形、先はややへこんでいます。光沢は鈍い。 (2008.5 群馬県みなかみ町)