エゾタチカタバミ

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カタバミ科 Oxalidaceae
オッタチカタバミとよく混同されがちですが、れっきとした在来種。
丈は10-40cm、茎が地を匍わずに立ち上がり、葉は3小葉で小葉は倒心形、托葉はごく小さい
花は集散状に1-3個付き、径8mm、小花柄は花が終わっても横を向きません。果実はあまり角張らず、密に毛があります。

 

2012.9.23 作成
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エゾタチカタバミ-全体

気づけたのがラッキーとしか思えません。予想外の場所でカタバミを見たので、
おやっと思いました。果実になっても小花柄は上を向いたまま。(2012.9 山形県月山)

エゾタチカタバミ-全体2

何もかも真っ直ぐに立ち上がる印象があり、他のカタバミを見慣れていると
下部がスカスカで細身な印象で、不自然さを感じます。(2013.6 秋田県 旧・本荘市)

エゾタチカタバミ-花

カタバミとの差異は不明確ですが、花柱先端が横に開いていました。
この写真は6数性ですが、普通5数性。(2013.6 秋田県 旧・本荘市)

エゾタチカタバミ-花2

(2012.9 山形県月山)


エゾタチカタバミ-葉

托葉は小さい。
(2012.9 山形県月山)

エゾタチカタバミ-実

果実が角張らず、柄も真っ直ぐ伸びていて、カタバミオッタチカタバミのように
深いL型に折れ下がりません。(2013.6 秋田県 旧・本荘市)

エゾタチカタバミ-茎

茎、葉柄、花序柄などに開出した毛が見られます。
(2013.6 秋田県 旧・本荘市)