ヒナガヤツリ

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カヤツリグサ科 Cyperaceae
丈は5-25cm、茎は叢生し、葉は短い葉身のある薄い葉鞘になっている。
茎の先から3-6個の枝を出し、掌状に2-6個の小穂を付けます。小穂は扁平で0.5-1.2cm、12-20個の花が2列に付き、鱗片は広卵形で芒状に尖ります。茎の先には長い葉状の苞がある。

 

2020.10.2 作成
  • 全体
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  • 花2
  • 花3

ヒナガヤツリ-全体

全草緑色で柔らかなカヤツリグサ。多くは丈は~20cm程度、
多数の茎を立ち上げます。(2006.9 千葉県佐倉市)

ヒナガヤツリ-全体2

近年、農薬の使用量が減ったせいか、休耕田だけでなく、
田んぼなどでも見られることがありました。(2020.8 千葉市)

ヒナガヤツリ-全体3

梅雨時から咲き始めていました。
(2020.8 千葉県四街道市)

ヒナガヤツリ-花

花序の枝はもう一度分裂し、それぞれ数個ずつ小穂を付けます。
(2020.7 千葉県栄町)

ヒナガヤツリ-花2

(2020.8 千葉県四街道市)


ヒナガヤツリ-花2

小穂は扁平で0.5-1.2cm。
(2020.7 千葉県四街道市)

ヒナガヤツリ-葉

葉状に見えているものは苞葉。葉は鞘状。
(2020.8 千葉県四街道市)

ヒナガヤツリ

茎は柔らか。
(2020.8 千葉県四街道市)