イガガヤツリ

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カヤツリグサ科 Cyperaceae
丈は10-40cm、茎は叢生し、葉は茎より短い。
茎の先に花序より長い苞が3-5付き、小穂は球状に集まり、時に5cmほどの枝を伸ばして球状の花穂を付けます。小穂は1-2.5cmの扁平な線状披針形、赤褐色で15-40個の小花を2列に付けます。

 

2021.9.23 更新
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イガガヤツリ

海岸に多く見られます。丈は10-40cmとさほど大きくない。
(2020.8 千葉県銚子市)

イガカヤツリ-全体2

(2021.9 千葉県 旧・成東町)


イガカヤツリ-全体3

海岸に多い印象がありますが、内陸部でも時折見られます。
(2021.9 千葉県 旧・本埜村)

イガガヤツリ

利根川の河畔で見られたもの。
(2020.7 千葉県栄町)

イガガヤツリ-花

5cmほどの枝を伸ばして球状の花穂を付けていたもの。
多くは枝は2-3本で長さ1-2cm。(2006.9 千葉県佐倉市)

イガカヤツリ-花2

花序は球状。
(2020.8 千葉県 旧・成東町)

イガガヤツリ-花3

小穂は扁平な線形で1-12.5cm、鱗片は1.5-2mmの狭卵形でやや鈍頭。
(2020.8 千葉県銚子市)

イガカヤツリ-花4

(2020.9 千葉県 旧・成東町)


イガカヤツリ-花5

(2021.9 千葉県 旧・成東町)


イガカヤツリ-花6

(2021.9 千葉県 旧・本埜村)


イガガヤツリ-茎

茎の断面は三角状で稜は鈍い。
(2020.7 千葉県栄町)