ショクヨウガヤツリ

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カヤツリグサ科 Cyperaceae
別名キハマスゲ。開花前は小型のホソミキンガヤツリにもよく似ます。
茎の3稜はやや鈍い。花序の枝は4-7個、小穂は1-4cmの線形で黄褐色、鱗片は2mm、柱頭は3裂し、長く飛び出します。

 

2021.10.1 更新
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ショクヨウガヤツリ-全体

周囲にホソミキンガヤツリもあり、はじめはパッと見て誤認してしまった。
開花していなければ気づけなかったかもしれない。(2020.9 千葉県佐倉市)

ショクヨウガヤツリ-全体2

(2021.9 千葉県 旧・本埜村)


ショクヨウガヤツリ-全体3

近所では近年、田んぼまわりでとてもよく見られる。
ただし田んぼの中では見られない。(2021.9 千葉県四街道市)

ショクヨウガヤツリ-全体3

10月に見られた小型株。
(2020.10 千葉県 旧・印旛村)

ショクヨウガヤツリ-花

柱頭が長く飛び出し、雄しべの葯が目立つなどはハマスゲに似ていますが、
小穂の色で区別出来ます。(2020.9 千葉県佐倉市)

ショクヨウガヤツリ-花2

ハマスゲ同様、柱頭は3裂して目立ちます。
(2020.9 千葉県佐倉市)

ショクヨウガヤツリ-花3

(2021.9 千葉県 旧・本埜村)


ショクヨウガヤツリ-花4

持ち帰ると、鱗片が少し開き気味になっていた。
そのような挙動をするのかもしれない。(2020.9 千葉県佐倉市)

ショクヨウガヤツリ-花5

(2021.9 千葉県 旧・本埜村)


ショクヨウガヤツリ-花6

中軸にまばらに毛が見られました。
(2020.9 千葉県佐倉市)

ショクヨウガヤツリ-葉

葉は長く、一番上の葉は花序に達するものが多く見られた。
(2020.10 千葉県 旧・印旛村)

ショクヨウガヤツリ-茎

茎の3稜はやや鈍い。
(2020.9 千葉県佐倉市)

ショクヨウガヤツリ-比較

上:本種(開花前) 下:ホソミキンガヤツリ 本種のほうが鱗片が長い。
(2020.9 千葉県佐倉市産)

ショクヨウガヤツリ-比較2

上から・・・ハマスゲ 本種(開花後) アゼガヤツリ
(2020.9 千葉県四街道市産)