コイヌノハナヒゲ Rhynchospora fujiiana

2022.8.23 作成

コイヌノハナヒゲ

分類
カヤツリグサ科 ミカヅキグサ属
植生環境
開花時期
8-9月 湿地
地域
北海道~九州
特記
 -
特徴
茎は細く、まばらに叢生し、丈は30-100cm、葉は根生し、糸状。
花序は2-3個の分花序からなり、分花序には3-6個の小穂が付く。総苞片は葉状。小穂は披針形で濃赤褐色、光沢はなく、長さ1cm、鱗片は卵形、柱頭は2。
備考
エングラー : カヤツリグサ科
類似種
イトイヌノハナヒゲ : 小穂は長さ約4-5mm。
撮影地
千葉県山武市

コイヌノハナヒゲ

まばらに叢生し、丈は30-100cm。花期はオオイヌノハナヒゲより遅い。

コイヌノハナヒゲ

小穂は分花序に3-6個付き、披針形で長さ1cmほど。

コイヌノハナヒゲ

左:イトイヌノハナヒゲ 右:本種 領主はほぼ同時期に同所的に見られることが多いが、本種の小穂は約2倍大きい。草丈も同様。