タカネマスクサ Carex planata var. planata

2024.7.27 更新

タカネマスクサ

分類
カヤツリグサ科 スゲ属
植生環境
里 山地
開花時期
5-7月 湿った林内
地域
北海道~九州
特記
 -
特徴
「タカネ」の名が付くが低地・低山で見られるスゲ。
丈は30-80cm、根茎は短く叢生する。葉は幅1.5-2.5mm。
小穂は雌雄性で4-7個がやや感覚を空けて付き、卵形で長さ6-10mm、大部分が雌花で基部に雄花が付く。果胞は3.5-4.5mmの広卵形で偏平、広い翼がある。鱗片は果胞より短い。柱頭は2岐。
備考
エングラー : カヤツリグサ科
類似種
マスクサ : 柱頭は3岐
撮影地
2022.6 千葉県大多喜町

タカネマスクサ

マスクサと同じような感じの場所で見られました。マスクサに比して明らかに小穂が大きく丸っこい。 (2024.6 千葉県大多喜町)

タカネマスクサ

小穂は6-10mmの卵形、4-7個がやや間欠的に付くと言われるが、最下の小穂だけ特に離れるものもよく見られた。 (2024.6 千葉県大多喜町)

タカネマスクサ

果胞は3.5-4.5mmの広卵形で偏平、鱗片は果胞より短く、先は芒になっていました。柱頭は2岐。 (2024.6 千葉県大多喜町)