ハマシラヤマギク Aster scaber var. litoralis


ハマシラヤマギク

分類
キク科 シオン属
植生環境
海岸
開花時期
7-10月 草地
地域
東北の大平洋側 ?
特記
 -
特徴
シラヤマギクの海岸性変異。
海岸風衝地に生え、丈は0.3-1mとやや小さい。基準種同様、茎や葉に毛があってざらつきますが、葉に厚みがあり、表面はやや光沢があり、やや密に付きます。
頭花は基準種とほぼ同じですが、頭花がやや小さく、舌状花の花被がふくよかであまりまばらに見えないものが多い。
異説
シラヤマギクの海岸型(変化)に過ぎないという考えもある。
備考
エングラー : キク科
類似種
シラヤマギク : 山地のあり、丈は1.5mほど、葉に光沢がない。
撮影地
2014.9 青森県六ケ所村  他

ハマシラヤマギク

海岸に面した高台など非常に風の強い場所のもの。丈は20-30cm程度にしかならず、とてもコンパクト。茎が伸びない分、上部の小型の葉は少ない。  (2012.8 青森県八戸市)

ハマシラヤマギク

頭花はシラヤマギクと同じ。花数も変わらないので多少密に付く感じもする。  (2013.8 青森県八戸市)

ハマシラヤマギク

下部の葉は三角状卵形でシラヤマギクと変わらないが、厚みがあり、光沢があります。時に革質のような感じのものも見られる。 (2014.9 青森県六ケ所村)