(雑) ハナイソギク Chrysanthemum X marginatum


ハナイソギク

分類
キク科 キク属
植生環境
海岸
開花時期
10-12月 岩場
地域
利根川河口付近~御前崎
特記
 -
特徴
イソギクとイエギク(園芸種)の自然交配種と言われています。多くはイソギクと一緒に自生しています。
頭花は白または淡い黄色の舌状花があり、舌状花の大きさは様々です。葉は羽状に浅く裂けることが多い。他の特徴はイソギクとほぼ一緒で、丈は30-40cm、茎は叢生、葉裏は白く、総苞は半球形。
備考
エングラー : キク科
類似種
 
撮影地
2019.11 千葉県銚子市  他

ハナイソギク

舌状花の大きさはいろいろで、不揃いのことも多く、しばしば筒状花の一部の裂片が肥大したような姿の小花も見られる。色も白、黄色のほかに赤もある。


ハナイソギク

舌状花の大きなもの。 (2015.11 千葉県いすみ市)


ハナイソギク

イエギクにだいぶ傾いたもの。葉裏の綿毛も多くはなかった。 (2019.11 千葉県勝浦市)


ハナイソギク

本種名で呼んで良いかはわからないが、同様の雑種と思われるもの。舌状花はないが、外側の筒状花の裂片が肥大して白いもの。 (2019.11 千葉県銚子市)