エゾオグルマ Senecio pseudoarnica

エゾオグルマ

分類
キク科 キオン属
植生環境
海岸
開花時期
7-8月 (本州では7月) 礫地
地域
北海道 青森
特記
 -
特徴
丈は30-60cm、茎は基部から分岐し、太くがっしりとしています。根生葉は花期にはありません。茎葉は多数で12-15cmの倒卵状長楕円形~長楕円形、多肉、低い鋸歯があり、先は鈍頭で基部は茎を抱きます。葉表は光沢があり、葉裏には綿毛があって白い。
頭花は茎頂に散房状に1-30個付き、径4-5cm、総苞は椀形で綿毛があって白く、総苞片は線形~広線形。総苞の下に線形の苞が多数あります。
備考
エングラー : キク科
類似種
 
撮影地
2014.7 青森県深浦町  他

エゾオグルマ

北地の海岸の礫地で見られる植物。しばしば大群生します。 (2014.7 青森県深浦町)


エゾオグルマ

頭花は4-5cmと大きい。 (2016.7 青森県東通村)


エゾオグルマ

総苞は椀形で総苞片は1列で線形~広線形、綿毛が多く白っぽい。開出しているのは 総苞片ではなく、苞で線形、多数付く。 (2014.7 青森県深浦町)


エゾオグルマ

葉は倒卵状の長楕円形、基部は茎を抱きます。中間部の葉が最も大きい。 (2016.7 青森県東通村)