カセンソウ Inula salicina var. asiatica

カセンソウ

分類
キク科 オグルマ属
植生環境
海岸 里 山地
開花時期
7-9月 湿った所
地域
全国
特記
 -
特徴
丈は60-80cm、茎は細くて固く、毛が多くあります。葉も5-8cmの長楕円状披針形で、薄いが固く、基部はやや茎を抱きます。
上部で分枝し、茎頂に1つずつ頭花を付けます。頭花は径3.5-4cm、総苞片は4列でほぼ同長、総苞基部に苞葉が付きます。
備考
エングラー : キク科
類似種
オグルマ : 湿生地で見られ、茎は柔軟、総苞片が細い。花期が少し遅い。
オゼミズギク : 湿生地で見られ、花期に根生葉があり、葉は鈍頭~円頭、葉裏に腺点があり、葉裏脈上の毛が目立つ。
撮影地
2012.7 青森県三沢市  他 

カセンソウ

茎は細いが固く、頭花近くを押して茎を倒すと茎全体で湾曲するか全体が倒れるイメージ。離すとピアノ線のように勢いよく戻ります。茎が赤いものが多いが、そうでないものもある。 (2011.7 群馬県榛名山)


カセンソウ

頭花は3.5-4cmほど。 (2011.7 群馬県榛名山)


カセンソウ

総苞片は4-5列、その基部に数個付く総苞片より大きな葉状のものは苞葉。 (2011.7 群馬県榛名山)


カセンソウ

葉は5-8cmの長楕円状披針形、やや固く、基部は茎を抱きます。 (2016.7 千葉市)