オゼミズギク Inula ciliaris var. glandulosa

オゼミズギク

分類
キク科 オグルマ属
植生環境
山地
開花時期
8-9月 湿地
地域
東北 尾瀬
特記
 -
特徴
ミズギクの変種で、中部以上の葉の裏に腺点が多いもの。
丈は25-50cm、ふつう、茎には開出した短毛があります。根生葉は4-10cmのサジ形、茎葉は卵状披針形で茎を抱きます。葉裏には小さな腺点が多数あります。
頭花はふつう、茎頂に1つ付き、径3-4cm、総苞は半球形、総苞片は4-5列。
備考
エングラー : キク科
類似種
オクノミズギク : 茎に長い毛が密にあり、総苞や葉裏脈上の毛も密。
カセンソウ : 草地などで見られ、葉の脈が目立ち、茎は固くて細く、しばしば赤味を帯びる。
オグルマ : 総苞片が細く、葉裏脈上の毛が目立つ。
撮影地
2017.8 群馬県尾瀬  他


丈は25-50cm。頭花は茎頂に1つのことが多い。 (2017.8 群馬県尾瀬)


オゼミズギク

頭花は3-4cm。 (2017.8 群馬県尾瀬)


オゼミズギク

総苞は半球形、総包片は4-5列で開出。 (2017.8 群馬県尾瀬)


オゼミズギク

茎葉は小さくて、卵状披針形。しっかりと茎を抱きます。葉裏には小さな腺点が多数見られます。 (2008.9 / 2017.8 群馬県尾瀬)