オカオグルマ Tephroseris integrifolia subsp. kirilowii

オカオグルマ

分類
キク科 コウリンカ属
植生環境
里 
開花時期
4-5月 乾いた草地
地域
本州以南
特記
 -
特徴
沿海州や中国で見られるキタオグルマの亜種、主にやや乾いた草地などで見られます。
丈は20-65cm、根生葉は5-10cmの長楕円形で鈍頭、クモ毛があります。下部の茎葉は狭披針形で茎を抱き、茎に流れます。中部以上の茎葉はごく小さい。
頭花は茎頂に~9個付き、径2cm前後、総苞は筒形で片は1列で8mm、クモ毛が見られます。
備考
エングラー : キク科
類似種
サワオグルマ : 頭花径3.5-5cm、茎は葉にクモ毛が多く、白っぽく見える。
撮影地
2017.5 栃木県市貝町

オカオグルマ

サワオグルマによく似ていますが、乾いた草地で見られます。全体に少し小さく、頭花も少なく、少し小さい。茎葉も目立たない。 (2017.5 栃木県市貝町)


オカオグルマ

頭花は2cmほどとサワオグルマより小さい。総苞は筒形、片は1列で長さ8mm。薄くクモ毛があります。 (2017.5 栃木県市貝町)


オカオグルマ

下部の茎葉はごく浅い鋸歯があるか、微凸状、若しくは全縁で両面に薄くクモ毛がある。基部は茎を抱き、茎に沿下します。 (2017.5 栃木県市貝町)


オカオグルマ

根生葉はサワオグルマより小さく、長楕円形で5-10cm、鈍頭。薄くクモ毛が見られます。 (2017.5 栃木県市貝町)