トウゲブキ Ligularia hodgsonii var. hodgsonii

2024.10.3 更新

トウゲブキ

分類
キク科 メタカラコウ属
植生環境
亜高山 高山
開花時期
7-8月 草地 林内
地域
飯豊以北
特記
 -
特徴
丈は50-80cm、根生葉は4.5-13cmの腎形で基部は深い心形、楯状に長柄が付きます。茎葉は2-3個で基部は膨れて鞘状となり、茎を抱きます。
頭花は茎頂に散房状に5-9個付き、径4-5cm、舌状花は7-12個、総苞は鐘形でほぼ毛はなく、長さ1.1-1.2cm。花序にはクモ毛が見られます。
備考
エングラー : キク科
類似種
マルバダケブキ : 頭花が8cmと大きく、根生葉も30cm、総苞に縮毛が密生。
撮影地
2017.7 青森県外ヶ浜町  他

トウゲブキ

マルバダケブキに似ているが、丈も葉も頭花も一回り小型。 (2009.8 秋田県駒ケ岳)


トウゲブキ

頭花は茎頂に散房症に5-9個付きます。頭花径4-5cm。舌状花は7-12個。 (2017.7 青森県外ヶ浜町)


トウゲブキ

総苞は釣鐘型、ふつう緑色で、ほとんど毛がありません。基部に2つの小苞が付く。 (2017.7 青森県外ヶ浜町)


トウゲブキ

葉は腎円形。大きい葉は根生葉。 (2009.8 秋田県駒ケ岳)


トウゲブキ

茎葉。基部が袋状に膨らんで茎を抱きます。 (2014.7 岩手県八幡平)