ツクシメナモミ Sigesbeckia orientalis


ツクシメナモミ

分類
キク科 メナモミ属
植生環境
開花時期
9-10月 道ばた 荒れ地
地域
関東南部以西
特記
 -
特徴
丈は0.3-1.2m、茎には短毛があり、下部では3出状、上部では2分岐を繰り返します。葉は5-14cmの卵状長楕円形~卵状三角形で先は尖り、粗い鋸歯があり、基部はくさび形で、下部では翼のある柄があります。最上部の葉は細い。
頭花は径1.5-2cm、舌状花がメナモミなどより大きくて幅が広く、先が3裂、咲き進むと赤みを帯びます。総苞外片の内側と、外側の花床鱗片には腺毛が多く、ベタつきます。
備考
エングラー : キク科
類似種
 
撮影地
2017.11 静岡県南伊豆町

ツクシメナモミ

上部では、茎が2分を繰り返します。 (2017.11 静岡県南伊豆町)

ツクシメナモミ

舌状花がメナモミ、コメナモミより大きく、咲き進むと赤みを帯びてくる。 (2017.11 静岡県南伊豆町)

ツクシメナモミ

葉は広卵形~卵形、粗く鋸歯があり、基部は柄状。下部の葉では、基部は翼のある柄となる。茎の分岐部の間から出ている細い枝状のものは、花柄の残骸。 (2017.11 静岡県南伊豆町)