ツワブキ Farfugium japonicum

ツワブキ

分類
キク科 ツワブキ属
植生環境
海岸
開花時期
10-12月 岩上 崖 草地
地域
大平洋側:福島以西 日本海側:石川以西
特記
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特徴
晩秋の海岸を彩る花。
丈は30-75cm、根生葉は10-40cmの柄があり、葉身は幅6-30cmの腎心形で多少角張り、厚みがあって光沢があります。葉裏は軟毛があってやや白い。茎葉はごく小さく苞状。
頭花はまばらな円錐状か散房状に付き、花径4-6cm、総苞は広い筒形で総苞片は1列に並び、基部に小さな苞が数個見られます。
観賞用としても利用されており、内陸部で見つかることもあります。
備考
エングラー : キク科
類似種
 
撮影地
2013.11 千葉県勝浦市  他

ツワブキ

晩秋の海岸を彩る花。南関東ではイソギクと並び欠かせない。 (2008.11 千葉県銚子市)


ツワブキ

上部で枝を分け、1輪ずつ頭花を付けます。頭花は4-6cm。筒状花は両性ですが、舌状花は雌性。 (2013.11 千葉県勝浦市)


ツワブキ

総苞は広い筒形で総苞片は1列、咲き始めは若干のクモ毛が見られます。基部には小さな苞が数個付く。 (2017.11 静岡県下田市)


ツワブキ

根生葉は幅6-30cmの多少角張った腎心形で長柄があり、厚くて光沢があります。茎葉はごく小さい。 (2019.11 千葉県いすみ市)