ツワブキ

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キク科 Asteraceae
キク科 Compositae
晩秋の海岸を彩る花。
丈は30-75cm、根生葉は10-40cmの柄があり、葉身は幅6-30cmの腎心形で多少角張り、厚みがあって光沢があります。葉裏は軟毛があってやや白い。茎葉はごく小さく苞状。
頭花はまばらな円錐状か散房状に付き、花径4-6cm、総苞は広い筒形で総苞片は1列に並び、基部に小さな苞が数個見られます。
観賞用としても利用されており、内陸部で見つかることもあります。

 

2020.11.14 更新
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  • 葉2
  • 葉3
  • 葉4
  • 茎2
  • 芽出し
  • 芽出し2

ツワブキ-全体

1年の締めくくりの花の1つ。
(2013.11 千葉県勝浦市)

ツワブキ-全体2

岩場などでもよく見つかります。
(2008.11 千葉県銚子市)

ツワブキ-全体3

(2008.11 千葉県・旧岬町)


ツワブキ-全体4

海岸のススキ原にて・・・。
(2020.11 千葉県一宮町)

ツワブキ-果期

(2020.1 千葉県 旧・白浜町)


ツワブキ-花

頭花は4-6cm。上部で枝を分け、1輪ずつ頭花を付けます。
(2013.11 千葉県勝浦市)

ツワブキ-花2

花は径4-6cm。筒状花は茶色い部分の葯筒があり両性ですが、舌状花はそれがなく、
雌性。矢印は先端が2裂した舌状花の柱頭。(2013.11 千葉県勝浦市)

ツワブキ-総苞

総苞は広い筒形で総苞片は1列、咲き始めは若干のクモ毛が見られます。
基部には小さな苞が数個付く。(2017.11 静岡県下田市)

ツワブキ-蕾

蕾花序は先端が下を向いて上がって来ていました。
(2016.10 千葉県 旧・岬町)

ツワブキ-葉

葉は腎心形。厚くて光沢があります。
(2007.11 千葉県銚子市)

ツワブキ-葉2

新葉のつぼみは丸まっていて軟毛が密生しています。
(2016.4 千葉県一の宮町)

ツワブキ-葉3

展開したばかりの葉。白褐色の毛が残っていますが、次第に無毛になる。
(2016.4 千葉県一の宮町)

ツワブキ-葉4

葉裏や柄も同様。
(2016.4 千葉県一の宮町)

ツワブキ-茎

花茎はクモ毛にうっすらと覆われています。
(2013.11 千葉県勝浦市)

茎2

花茎には2-4cmくらいの苞のような小さな葉がまばらに付きます。
(2016.10 千葉県 旧・岬町)

ツワブキ-芽出し

葉は幅15mmほど、展開前の新葉は密に軟毛があって白褐色。
(2016.4 千葉県一の宮町)

ツワブキ-芽出し2

少し大きくなったもの。葉の径は4cm。
展開したばかりの葉には、まだ軟毛が残っています。(2016.4 千葉県一の宮町)