イズハハコ Eschenbachia japonica

2022.4.29 更新

イズハハコ

分類
キク科 イズハハコ属
植生環境
里 山地
開花時期
4-6月 10-12月 日当たりの良い崖
地域
関東以西
特記
絶滅危惧2類
特徴
丈は25-55cm、下部の茎葉はロゼット状で5-13cmと大きく、長楕円形で円頭、鋸歯があり、翼のある柄があります。中部の葉は5-10cmの長楕円状倒披針形で鈍頭、基部は茎を抱きます。
頭花は茎頂に集まって付き、総苞は5.5mmで鐘形。舌状花はありますが舌部を欠き、全て雌性、中央部分は筒状花で両性。
備考
エングラー : キク科
類似種
 
撮影地
2022.4 群馬県  他

イズハハコ

多くは海岸に近い崖などで見られるようですが、時に内陸部でも見られます。春だけでなく、晩秋~初冬にも花が見られました。 (2015.11 静岡県)


イズハハコ

頭花は径4mmくらい。 (2017.4 群馬県)


イズハハコ

総苞は鐘形、片は3列。  (2017.4 群馬県)


イズハハコ

果期。俗に「綿菜(わたな)」と言われ、この姿が語源らしいのだか、定かではないようだ。 (2014.10 静岡県)


イズハハコ

葉身は長楕円形、柄とともにへら形で鋸歯があり、両面に毛が多い。 (2017.4 群馬県)