キタダケヨモギ Artemisia kitadakensis


キタダケヨモギ

分類
キク科 ヨモギ属
植生環境
高山
開花時期
7-8月 礫地
地域
南ア
特記
絶滅危惧1B類
特徴
丈は20-30cm程度、葉は2回3出複葉または3出羽状複葉で細かく裂けて、最終裂片は1mm以下。全体に白い毛に覆われていて、特に有花茎の葉は銀白色に見えます。無花茎の葉はやや大きく、幾分白い毛が少ないようです。
頭花は細い円錐花序に付き、径2-4mmで下向きに咲きます。総苞は4列。
備考
エングラー : キク科
類似種
ハハコヨモギ : 丈は~15cm、葉の多くは根生。頭花は上向き。
タカネヨモギ : 丈は~50cm、葉は白みを帯びない。
撮影地
2013.9 南ア・北岳  他

キタダケヨモギ

花序は写真のように斜上するように立ち上がる姿が多い。 (2013.9 南ア・北岳)

キタダケヨモギ

花序は短い側枝を出して細い円錐花序になる。総状のことも多いようだ。  (2010.8 南ア・北岳)

キタダケヨモギ

頭花は径2-4mm、総苞片は4列。  (2013.9 南ア・北岳)


キタダケヨモギ

葉は2回3出複葉または3出羽状複葉で最終裂片は1mm以下。有花茎の葉は白銀色だが、無花茎の葉はやや緑色っぽい。  (20110.8 南ア・北岳)