タカネヨモギ Artemisia sinanensis

2023.10.3 更新

タカネヨモギ

分類
キク科 ヨモギ属
植生環境
高山
開花時期
7-8月 草地 砂礫他
地域
月山 朝日 飯豊 北ア 中ア 南ア 八ヶ岳 御嶽山 白山
特記
 -
特徴
丈は20-50cm、中部以上の茎葉は2-3回羽状に全裂し、裂片は1mm。根生する葉や下部の茎葉ははロゼット状で12-15cmの3回羽状全裂、最終裂片は幅1mmの線形。
頭花は総状または副総状に付き、下向きで径12-14mm、総苞片は3列。
備考
エングラー : キク科
類似種
チシマヨモギ : 葉は2-3回中~深裂、最終裂片の幅が広く狭披針形。
キタダケヨモギ : 丈は~30cm、全体に白い毛に覆われていて、有花茎の葉は銀白色。
ヒトツバヨモギ : 葉はほとんど裂けず、長卵状楕円形、鋭頭。
撮影地
2010.8 南ア・北岳  他

タカネヨモギ

茎頂や上部の葉腋から花序を出し、それぞれ総状~副総状に付く。葉が細く裂ける。 (2016.9 中ア・木曽駒ケ岳)

タカネヨモギ

丈は0.2-0.5mほど、他のヨモギと比べても頭花は大きい。 (2007.8 北ア・穂高岳)

タカネヨモギ

頭花の直径は8-12mmと大きい。総苞は椀形。総苞片は3列。 (2018.7 中ア・木曽駒ケ岳)

タカネヨモギ

茎葉は2-3回羽状全裂、最終裂片は線形。 (2007.8 北ア・穂高岳)