キタノコギリソウ Achillea alpina subsp. japonica

キタノコギリソウ

分類
キク科 ノコギリソウ属
植生環境
海岸 里 山地
開花時期
7-9月 草地
地域
中部以北
特記
絶滅危惧2類
特徴
東北北部以北に多いノコギリソウ。
丈は40-80cm、葉は5-10cmの線状楕円形で羽状深裂し、裂片には鋸歯が見られ、縁は少し裏面に反ります。
頭花は茎頂に密に散房状に付き、12-14mm、総苞は鐘形で絹毛があり、舌状花は6-8個、白~ピンク色で6mm前後とやや大きい。
備考
エングラー : キク科
類似種
アカバナエゾノコギリソウ : 舌状花はピンク、葉は鋸歯縁~羽状浅裂。
シュムシュノコギリソウ : 丈は~30cm、ふつう分枝しない。総苞に密に長毛がある。
ノコギリソウ : 頭花は少し小さく7-9mm、舌状花も小さく3.5-4.5mm。
撮影地
2012.7 青森県八戸市  他

キタノコギリソウ

北地海岸花色は白~淡ピンク。 (2016.7 青森県東通村)


キタノコギリソウ

稲荷は径12-14mm、舌状花は6mm、6-8個で白またはピンク。 (2012.7 青森県八戸市)


キタノコギリソウ

総苞や花柄には毛が見られますが、長毛は少ない・・・ということですが、咲きはじめの状態 ものもはそこそこ見られました。片の縁は褐色の膜質。 (2016.7 青森県東通村)


キタノコギリソウ

葉は羽状に深裂し、裂片は鋸歯縁。 (2012.7 青森県八戸市)