アメリカオニアザミ Cirsium vulgare


アメリカオニアザミ

分類
キク科 アザミ属
植生環境
開花時期
6-8月 草地 荒れ地
地域
外来種 (欧州原産)
特記
生態系被害防止外来種リスト掲載種
特徴
丈は1.5m前後、葉は羽状深裂し、両面に短い綿毛があり、葉裏脈上には長い白毛が密生します。縁には鋭い刺があり、葉面にも見られます。葉は茎を抱かない。茎には翼があり、翼には歯牙があって刺も見られます。根生葉は花期には見られません。
頭花は枝の先に1-3個付き、径3-4cm、総苞が卵状球状で大きく、総苞片は20列以上、先端は鋭い刺となって開出します。
付記
スコットランドの国花。
備考
エングラー : キク科
類似種
 
撮影地
2017.7 青森県深浦町  他

アメリカオニアザミ

よく分枝して多数の花が付きます。 (2020.6 千葉県四街道市)

アメリカオニアザミ

総苞はゴボウに似て卵形、片は20列以上あり、先端は開出、クモ毛が見られます。 (2016.6 千葉市)

アメリカオニアザミ

葉はやや青白く見え、羽状に深裂し、長い刺が見られます。 (2016.5 千葉市)


アメリカオニアザミ

葉面にも無数の小さな刺が見られます。在来種では見られない特徴。 (2016.5 千葉市)