ハッポウアザミ Cirsium happoense


ハッポウアザミ

分類
キク科 アザミ属
植生環境
山地 亜高山
開花時期
8-10月 蛇紋岩地の礫混じりの草地
地域
北ア・八方尾根
特記
 - (絶滅危惧指定解除)
特徴
蛇紋岩地の植物。
丈は40-70cmと小型、茎葉は12-20cmの卵状披針形で羽状に5-9対に深裂し、鋭い刺があります。根生葉は花期にはありません。
頭花は長い枝先に1つずつ付き、下向き、総苞は広鐘形~鐘形で15-20mm、クモ毛があり、苞片は6-7列で斜上し反曲します。外片と内片はほぼ同長、腺体は内片と中片にあって少し粘ります。
備考
エングラー : キク科
類似種
シロウマアザミ : 頭花は横向き、片は10列以上で腺体はない。茎は紫色。
撮影地
2009.8 北ア・八方

ハッポウアザミ

頭花は枝先にそれぞれ1つずつ、下向きに咲きます。総苞片は6-7列、斜上し反曲する。 (2009.8 北ア・八方)

ハッポウアザミ

葉は羽状中~深裂。花期、根生葉はありません。 (2009.8 北ア・八方)