キタカミアザミ Cirsium nipponicum |
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分類 |
キク科 アザミ属 | 植生環境 |
里 山地 |
開花時期 |
８－１０月 | 草地 林縁 | |
地域 |
青森 岩手 | 特記 |
－ |
特徴 |
ナンブアザミによく似ており、丈は2mほど、中部で広角度に分枝します。葉は広卵形で鋸歯縁～羽状に中～深裂、時に全裂し、茎をほとんど抱かないか、わずかに抱く程度。 頭花は上向き～斜め上向きで総苞は鐘形、片は８-９列、ふつう、開出、反り返ります。腺体は僅かに粘るか痕跡的。 |
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付記 |
本種の学名は、長期間ナンブアザミにあてはめられてきた。古い図鑑や文献などは、ナンブアザミを指している。・・・和種名－学名の変遷はこちら |
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備考 |
エングラー ： キク科 | ||
類似種 |
ナンブアザミ : 頭花は横向き、総苞片は7列前後。 | ||
撮影地 |
2016.8 岩手県久慈市 他 | ||
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| 全体の印象はナンブアザミとほとんど変わらず、頭花が上向きなのが特徴・・・ということで、花期以外では区別し難いように思った。 (2014.8 青森県階上町) |
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| 頭花は上を向き、総苞片は反り返ります。 (2014.8 青森県階上町) |
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| 片は8-9列。ナンブアザミと同程度。中片と内片に線形の腺体が見られましたが、痕跡的なのかどうかは判らなかった。ナンブアザミも腺体の大きさは同程度。 (2016.8 岩手県久慈市) |
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| 下部の葉は羽状に裂けるものが多い。 (2014.8 青森県階上町) |
だいぶ以前 |
日本の野生植物(旧版) |
→ |
日本の野生植物(新版) |
ナンブアザミ C. makinoi |
ナンブアザミ C. nipponicum var. nipponicum |
キタカミアザミ C. nipponicum |
キタカミアザミ C. nipponicum |
ナンブアザミ C. makinoi |
ナンブアザミ C. tonense var. tonense ※ |
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トネアザミ C. nipponicum または C. tonense |
トネアザミ (タイアザミ) C. nipponicum var. incomptum |
タイアザミ (トネアザミ)
C. incomptum |
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タイアザミ (?) |
タイアザミ
C. comosum |
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イガアザミ (?) |
イガアザミ C. nipponicum var. commosum |
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牧野植物図鑑 等 |
1981年 by 北村四郎 2000年初頭までの図鑑の多くはこれを基準としていた |
キタカミアザミの発表は 2014年 (Y-List) |
2017年 by 門田 裕一 ※ 以前のナンブアザミから更にアブクマアザミ が分けられている (2017) |