ミネアザミ Cirsium alpicola

2024.9.25 更新

ミネアザミ

分類
キク科 アザミ属
植生環境
海岸 里 山地
開花時期
8-9月 林縁 草地
地域
渡島半島 青森西部
特記
 -
特徴
丈は0.7-2m、茎は上部で広角度に側枝を出します。葉は披針形~楕円形、または卵形で細かな鋸歯縁、時に浅く4-5裂します。基部は茎を抱きます。
頭花は上部に集散状に付き、上向きでやや小さい。総苞は鐘形、片は8-9列で外片が短く、針状で斜開します。腺体は内片にありますが痕跡的。
備考
エングラー : キク科
類似種
マルバヒレアザミ : 花期が1カ月ほど早く、葉は茎をやや深く抱き気味になって更に茎に流れ、翼状になる。総苞片は7-8列。
撮影地
2014.8 青森県外ヶ浜町

ミネアザミ

よく似たマルバヒレアザミの一群と近い場所で見られたが、花期が1カ月ほど遅く、まだ先始めの状態だった。 (2014.8 青森県外ヶ浜町)


ミネアザミ

総苞は全体として杯状、片は8-9列針状で斜上、外片が短く、内片に痕跡的な腺体がある。 (2015.8 青森県外ヶ浜町)


ミネアザミ

葉は鋸歯縁のものが多いですが、中裂するものもあるそうです。基部は茎を抱きますますが、同所的にあるマルバヒレアザミより浅いようだった。 (2014.8 青森県外ヶ浜町)