オゼヌマアザミ Cirsium homolepis


オゼヌマアザミ

分類
キク科 アザミ属
植生環境
亜高山
開花時期
8-9月 湿地
地域
尾瀬周辺
特記
絶滅危惧2類
特徴
尾瀬や南会津などの湿原で見られるアザミ。
丈は0.5-1.2m、茎は上部で鋭角に分枝し、茎葉は楕円形~広卵形で多くは羽状深裂し、基部は茎を抱きます。根生葉は花期にも残ります。
頭花は1-数個茎頂に付き、上向き。総苞は片を含めた全体として杯状、総苞片は6-7列、すべて同じ長さで直線的に斜開します。腺体はなく粘らない。
備考
エングラー : キク科
類似種
タチアザミ : 総苞はやや細く、外片は内片より少し短い。
撮影地
2017.8 群馬県尾瀬

オゼヌマアザミ

尾瀬ヶ原の湿原の広範囲で見られるアザミ。 (2009.8 群馬県尾瀬)

オゼヌマアザミ

総苞片は斜上し鋭く開出しています。写真から総苞片の列数を数えるのは困難でした。腺体は痕跡もありません。 (2017.8 群馬県尾瀬)

オゼヌマアザミ

葉は2回羽状に裂け、基部は茎を抱く。 (2008.9 群馬県尾瀬)