ウラジロカガノアザミ Cirsium furusei


ウラジロカガノアザミ

分類
キク科 アザミ属
植生環境
亜高山 山地上部
開花時期
9-10月 林縁
地域
中ア
特記
 -
特徴
丈は0.7-1.5mほど、茎は中部から分枝して広角度で伸びます。葉は強打円形から楕円形で多くは羽状深裂し長い刺が見られ、しばしば脈に沿って白斑が見られます。葉裏にはクモ毛が密生して白い。葉は茎をほとんど抱きません。
頭花は小型で下向きに咲き、総苞は狭筒形、総苞片は11-12列で先が短く斜上、または圧着し、縁に複数の刺が見られます。中片・内片には線形の腺体があって粘ります。
異説
キソウラジロアザミを含む見解と分ける見解がある。
備考
エングラー : キク科
類似種
ハリカガノアザミ : 葉裏に綿毛がない。
撮影地
2015.9 中ア・摺古木山

ウラジロカガノアザミ

頭花は下向き、総苞は狭筒形、片は11-12列、縁には複数の刺と、それより細い毛、さらにクモ毛、腺体もあって、あまり見ないほど賑やか。 (2015.9 中ア・摺古木山)

ウラジロカガノアザミ

全ての総苞片に腺体があってよく粘る。 (2015.9 中ア・摺古木山)

ウラジロカガノアザミ

葉は多くが羽状中~深裂。下部の葉は30-40cmありました。葉裏は綿毛が密にあって白い。 (2015.9 中ア・摺古木山)