ヨネヤマアザミ Cirsium yanagitae nom. nud.



分類
キク科 アザミ属
植生環境
山地
開花時期
9-10月 林縁
地域
新潟
特記
 -
特徴
(観察による記述)
中型の頭花を下向きに付けるアザミで近接してあるタンネアザミと似ていますが、茎がしっかりしていて、上部がしな垂れるような姿にはなりません。上部の葉は狭披針形、中部はふつう羽状に裂け、少し茎を抱きます。下部以下の葉は花期には見られません。
頭花は中型で上向き、総苞片は典型は15-16列(?)、長く伸びて反曲します。
付記
本種は国立科学博物館より発表されたが、正式な論文は未発表。学名の"nom. nud."は裸名を意味する。
備考
エングラー : キク科
類似種
 
撮影地
2015.9 新潟県柏崎市

ヨネヤマアザミ

上部でやや鋭角的に分枝しています。葉は中裂するものから鋸歯状のものまで様々。頭花は中型で下向き。 (2015.9 新潟県柏崎市)

ヨネヤマアザミ

総苞片は本来は15-16列だそうですが、多くは12-13列程度。写真も同様。開出して反曲、先は長く伸びる。クモ毛が多い。 (2015.9 新潟県柏崎市)

ヨネヤマアザミ

中間部の葉。羽状中裂~鋸歯状まで見られました。下部の葉は花期には見られない。 (2015.9 新潟県柏崎市)