シラネアザミ Saussurea nikoensis


シラネアザミ

分類
キク科 トウヒレン属
植生環境
亜高山
開花時期
7-10月 草地 林縁
地域
福島 栃木 群馬 埼玉 新潟 長野
特記
 -
特徴
丈は35-65cm、茎には狭い翼があります。下部の葉は5-18cmの卵形~長楕円形、基部は心形~ほこ形で長柄があり柄には翼があって茎の翼に繋がります。中部の葉は三角状。
頭花は短柄があり、総苞は褐色の毛が多く、赤みを帯びることが多い。総苞片は7-8列、しばしば先が長く伸び、外片が大きく広卵形~卵状披針形。
付記
ニッコウトウヒレンを含む
備考
エングラー : キク科
類似種
アサマヒゴタイ : 総苞片は8-9列、外片・中片はほぼ同形、毛は白色。
トウミトウヒレン : 総苞片は8-9列、外片・中片はほぼ同形で先は尾状。葉柄の上部に翼があるが、ふつう茎にはない。
撮影地
2009.8 福島県磐梯山  他

シラネアザミ

尾瀬の湿原で見られたもの。山地で見られるものよりだいぶ大きい。 (2017.8 群馬県尾瀬)

シラネアザミ

頭花には短い柄があって、褐色の毛が全体に見られる。 (2009.8 福島県磐梯山)

シラネアザミ

総苞片は見た目5-6列、実質7-8列、外片が長い。基部に苞葉が付く。 写真のものは総苞全体が赤いもの。 (2017.8 群馬県尾瀬)

シラネアザミ

葉柄には翼があり、茎の翼に続く。 (2017.8 群馬県尾瀬)