キッコウハグマ Ainsliaea apiculata

2024.10.8 更新

キッコウハグマ

分類
キク科 モミジハグマ属
植生環境
里 山地
開花時期
9-10月 林内 木陰
地域
道南以南
特記
 -
特徴
高さが10-30cmほど、葉は根元付近に5-11枚集まって付き、1-3cmの5角状の心形で、両面に毛があり、葉身の2倍近い柄があります。
頭花は枝に穂状、希に複穂状につき、小花は3個、径5mm、総苞は長さ10-15mm。ただし、閉鎖花となることが多い。
備考
エングラー : キク科
類似種
 
撮影地
2017.11 静岡県南伊豆町  他

キッコウハグマ

丈は10-20cmと小さい。閉鎖花となることが多く、蕾に見えるものが全部咲く(開放花になる)とは限りません。 (2017.11 静岡県南伊豆町)


キッコウハグマ

頭花に小花は3つ、総苞片は内片が大きい。柄は1-5mm。 (2009.11 千葉市)


キッコウハグマ

A : 閉鎖花。先端に冠毛が見え始めているので花期は終わっているようだ。果期は開放花と同じ形状。
B : 開放花の果期。基部に舌状花が残っている。最終的に冠毛はマリ状になる。 (2020.11 千葉県いすみ市)


キッコウハグマ

根際の葉は五角形で基部は心形、輪生にも見えますが、密な互生。 (2019.5 静岡県伊豆市)