ナガバノコウヤボウキ Pertya glabrescens


ナガバノコウヤボウキ

分類
キク科 コウヤボウキ属
植生環境
山地
開花時期
8-10月 乾いたところ
地域
宮城以南
特記
 -
特徴
コウヤボウキによく似ていますが、こちらは夏から咲き出します。
1年目の葉は卵形で互生、2年目の葉は菱状長楕円形~狭倒披針形で先が尖り基部は細まって無柄、5-6枚が束生します。いずれの葉も硬質で無毛。
頭花は2年目の枝の束生した葉の中央に付き、長さ15-18mm。
備考
エングラー : キク科
類似種
コウヤボウキ : 1年目の枝先に頭花が付く。花期は1カ月以上遅い。
撮影地
2017.8 群馬県妙義山  他

ナガバノコウヤボウキ

新枝の先端に花を付けるコウヤボウキと異なり、4-6枚の葉が束生し、その中央に花を付けます。写真は花期が始まったばかりで多くは蕾だった。 (2017.8 群馬県妙義山)


ナガバノコウヤボウキ

筒状花の数はコウヤボウキより少なく、ふつう5つ。・・・だが、写真は6つのもの。 (2017.8 群馬県妙義山)


ナガバノコウヤボウキ

2年目の葉は短枝の束生します。葉には3脈があり、縁には浅くて鋭い鋸歯があります。 長葉(ナガバ)というより、葉の先端が長く尖る印象。花はこの短枝の先に付く。 (2014.9 宮城県丸森町)


ナガバノコウヤボウキ

1年目の枝の葉はコウヤボウキに似て広卵形で互生。よく分枝します。 (2017.9 千葉県鴨川市)