オカダイコン Adenostemma madurense


オカダイコン

分類
キク科 ヌマダイコン属
植生環境
山地
開花時期
9-11月 林縁
地域
千葉以西
特記
 -
特徴
丈は30-150cm、茎は直立するか短く匍って立ち上がります。葉は対生し、8-12対あり、葉身は10-30㎝の卵形~広卵形で20-30対の鋸歯があり、5-10cmの柄があります。
頭花は上部の葉腋から伸びた柄に数個ずつ付き、総苞は球形で片は2列、基部で合着します。小花は30個前後とやや多い。種子ははじめ黒色で、乾いても表面は平滑。
備考
エングラー : キク科
類似種
ヌマダイコン : 種子に腺が多く、乾燥すると淡褐色でかさぶた状の低い突起に覆われる。葉の鋸歯は鈍い。
撮影地
2017.10 千葉県鴨川市

オカダイコン

花は葉腋から出た柄の先に数個ずつ付く。ヌマダイコンより小花が多い。総苞片は基部で合着しています。 (2017.9 千葉県鴨川市)

オカダイコン

2日間乾燥させた種子。腺の痕跡は見られましたが、 かさぶた状・イボ状にはなっていませんでした。種子の先端には先が3-5裂した腺体が付き、これが動物などにくっついて種子を散布するようです。 (2017.9 千葉県鴨川市)

オカダイコン

葉は卵形~広卵形で先は鋭頭、基部は円形でくさび状に柄に続きます。 (2017.9 千葉県鴨川市)