ヤブレガサ Syneilesis palmata


ヤブレガサ

分類
キク科 ヤブレガサ属
植生環境
里 山地
開花時期
7-10月 林内
地域
本州以南
特記
 -
特徴
春に芽吹いた姿を例えた名の植物。
根生葉は1つで径30-40cm、掌状に7-9深裂し、しばしばさらに2裂します。茎葉は2-3枚で下側の茎葉は根生葉とほぼ同形で茎を抱きます。
頭花は茎頂に円錐状に付き、径8-10mm、総苞は筒形、片は5個、小花は7-13個。
株が育たないと根生葉1枚だけで、茎が立ちあがりません。
備考
エングラー : キク科
類似種
 
撮影地
2017.6 静岡県下田市  他

ヤブレガサ

頭花は円錐状に付きます。上部の茎葉はほとんど裂けない。 (2020.6 千葉市)


ヤブレガサ

頭花に小花は7-13個、総苞は筒形で9-10mm、片は5個。 (2014.7 岩手県久慈市)


ヤブレガサ

葉は根生葉1、大きな茎葉2-3個。写真は一番下の茎葉で、同心円状に深裂し、裂片はさらに2-3裂。 (2017.5 千葉市)


ヤブレガサ

この姿が名の由来。芽が出ているのはみな根生葉。 (2016.3 千葉市)