ハマサワヒヨドリ Eupatorium lindleyanum var. yasushii


ハマサワヒヨドリ

分類
キク科 フジバカマ属
植生環境
海岸
開花時期
9-11月 草地
地域
千葉 神奈川
特記
絶滅危惧2類
特徴
サワヒヨドリの風衝海岸性変異。
丈はせいぜい20-30cmまでで全体に毛が見られ、非常にコンパクト、ほとんど分枝しません。葉はやや肉厚で粗い鋸歯があり、先はあまり尖らない。葉裏脈上に毛が多く見られます。
頭花は茎頂に散房状に付きますが、花序も小さめ。
備考
エングラー : キク科
類似種
サワヒヨドリ : 湿生地でふつうに見られ、丈は40-90cm、全体に大きい。
撮影地
2020.10 千葉県銚子市  他

ハマサワヒヨドリ

イソギク(手前の蕾)などと一緒に見られた。残念ながら花期は半月くらい本種が早い。 (2020.10 千葉県銚子市)


ハマサワヒヨドリ

花序は小さいですが、頭花はサワヒヨドリと同じ。 (2020.10 千葉県銚子市)


ハマサワヒヨドリ

総苞片にも毛が見られます。濃いピンク色の毛は冠毛。 (2020.10 千葉県銚子市)


ハマサワヒヨドリ

葉は小さく、楕円形で鈍頭、毛が多く、特に葉裏脈上に長毛があります。 (2016.10 千葉県銚子市)