カワラニガナ Ixeris tamagawaensis


カワラニガナ

分類
キク科 タカサゴソウ属
植生環境
里 山地
開花時期
5-8月 河原の礫地 砂地
地域
中部以北
特記
準絶滅危惧
特徴
学名は東京・多摩川に由来します。
丈は15-30cm、全体に白っぽく、毛はありません。葉は根元に集まって付き、広線形で8-15cm。
花茎に1.5-2cmほどの花を多数付けます。総苞は円筒形で1cm。
備考
エングラー : キク科
類似種
ノニガナ : 茎葉は線状披針形、基部は矢じり型。
撮影地
2017.9 長野県伊那市  他

カワラニガナ

写真はいずれも秋のもので、花数は少なかったですが、春はもう少しパラパラと見られるようです。 (2011.9 長野県伊那市)


カワラニガナ

頭花は径1.5-2cm。総苞片2列、外片は3mmほどあります。写真は長さ不揃いですが、右側の片の長さが典型のようです。 (2017.9 長野県伊那市 / 2011.9 長野県大町市)


カワラニガナ

茎葉はしばしばこのような付き方をしています。ここから側枝を伸ばすのかもしれない。 (2017.9 長野県伊那市)


カワラニガナ

奥は根生葉、手前は僅かに茎があり、下が根生葉で上が茎葉のようです。どちらも同形で線形。 (2014.9 長野県伊那市)