シナノタンポポ Taraxacum venustum subsp. hondoense


シナノタンポポ

分類
キク科 タンポポ属
植生環境
開花時期
3-5月 草地
地域
栃木 群馬 長野 山梨
特記
 -
特徴
2倍体タンポポのうち、エゾタンポポ(4-5倍体)に特徴が酷似するタンポポ。
小花の数が多く、総苞は緑色、総苞外片は広卵形で先が急に尖り、内片の1/2で太く、角状突起はないものが多い。花粉の大きさは均一。
備考
エングラー :  キク科
類似種
エゾタンポポ : 花粉の大きさが不均一。外観は本種とほぼ同じ。
撮影地
2011.5 山梨県北杜市

シナノタンポポ

外片は広卵形で鋭頭、中片は内側に湾曲するような姿のものが多いように感じる。内片は外片の2倍長。正しく見分けるには花粉の大きさが均一であることを確認する必要があるが、容易ではない。写真のものも自生地で判断しており、花粉は確認していない。 (2019.6 長野県上田市)