ヤマニガナ Pterocypsela elata

2024.7.29 更新

ヤマニガナ

分類
キク科 ヤマニガナ属
植生環境
山地
開花時期
8-9月 林内 林縁
地域
全国
特記
 -
特徴
全体としてかなり地味で、大きい割りに目立ちません。
丈は0.6-2m、葉は卵形~卵状楕円形で根元近くの葉は柄があり、頭大羽状に深く裂ける事が多い。上部の葉は線状楕円形~線形でやや小さて無柄。
頭花は長い茎の上部に狭い円錐状に付き、径1cmで上向きに咲きます。総苞は細い筒形で約1cm、総苞片は外片は短い。
異説
アキノノゲシ属に含める考えがある。 (Lactuca raddeana var. clata)
備考
エングラー :  キク科
類似種
オニタビラコ : 茎葉は下部でも小さくて少ない。総苞片は2列。花期は春~初夏。
撮影地
2023.7 千葉市

ヤマニガナ

大抵は花はまばらでパッとせず、丈があるので、草丈全景がとても撮りにくい。大きな葉は中部以下にしかなく、上部の葉は小さくてほぼ線形。 (2024.7 千葉市)

ヤマニガナ

頭花は径1cm、総苞は細い筒形で長さ1cm、外片は小さく内片は大きい。 (2024.7 千葉市)

ヤマニガナ

下部の葉は頭大羽状、或いはバイオリン形に1-2回深裂することが多いが、上部はあまり裂けず、最上部の小花序の基部に付く葉は線形でごく小さい。 (2023.7 千葉市)