(雑) イガアザミ x カズサヤマアザミ

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キク科 Asteraceae
キク科 Compositae
(観察による記述)
姿は多くはカズサヤマアザミに似て、側枝はあまり伸びない。葉は卵形~長楕円形で鋭く羽状に深裂し、刺も鋭い。
頭花はやや小型で上~斜め上向きに付き、基部にいくつかの線形の苞葉があります。総苞はやや細い鐘型、片は10-12列で開出し、特に外片は長く開出します。腺体はわずかにあるものとないものが見られました。

 

2017.10.20 作成
  • 全体A
  • 花A
  • 全体B
  • 花B
  • 全体C
  • 花C

イガアザミxカズサヤマアザミ-全体
カズサヤマアザミばかりが続く林道沿いに、車などでイガアザミの種子が
運ばれるなどしてできた交雑と思われ、ごくごく狭い範囲に数株のイガアザミと
20株ほどの交雑で群落を形成していました。(2017.9 千葉県鴨川市)

イガアザミxカズサヤマアザミ-花

全体Aの頭花。
(2017.9 千葉県鴨川市)

イガアザミxカズサヤマアザミ-全体2

一見イガアザミに見えたものですが・・・。
(2017.10 千葉県鴨川市)

イガアザミxカズサヤマアザミ-花2

総苞は筒形で片の開出も少ない。片の列数も少し多いようです。
(2017.10 千葉県鴨川市)

イガアザミxカズサヤマアザミ-全体2

Aと全く同じ場所のものですが、総苞の印象が少し違う。
交雑回数の違いなのかもしれない。(2017.9 千葉県鴨川市)

イガアザミxカズサヤマアザミ-花2

全体Bの頭花
(2017.9 千葉県鴨川市)